音楽教室 ノアミュージックスクール

【サックス教室】意外と知らないサックスのお手入れ方法

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?はじめに
練習が終わった後などに行う日頃のお手入れはするかしないかで楽器のコンディションに大きく影響してきます。自分の使う楽器ですから、良い状態を保つためにもお手入れの仕方をぜひここでおさらいしてください!


■ あると便利!お手入れ用品一覧


【スワブ】
本体に溜まった水分を拭き取るための布
【クリーニングペーパー】
タンポという部分から出て来た水分を取り除くためのもの
【パウダーペーパー】
タンポがべたつく場合はパウダーペーパーで拭き取る
【ポリシングクロス】
メッキに影響を与えない専用の布。本体の表面についた汚れはこのポリシングクロスで拭き取りましょう。
【コルクグリス】
毎回組み立てるときに接続部分に塗り、滑りを良くして組み立てをしやすくします。
【オイル】
サックス本体のキーという箇所の黒いローラー部分が金属同士の摩擦によって雑音が出た場合にオイルを注して改善させます。


YAMAHAのホームページに色々な種類のお手入れ用品が掲載されているのでぜひ参考にしてみてください。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/accessories/care/index.html


■ 演奏後のお手入れ方法


それでは上記でご紹介した道具を使った演奏後のお手入れ方法を見ていきましょう!


? まず、ネックとマウスピースを本体から外し、クリーニングスワブを使って管内の水分を取り除きます。おもりが付いている方のひもをベルに入れ、ベルの奥まで手を入れて行きます。手で楽器を逆さにして出て来たひもを取り出します。ネックも同じ要領で水分を取り除きましょう。


? マウスピースは、リガチャー、リードを取り外して本体を水洗いし、スワブを通して内側の水を取り除きましょう。
マウスピース用とネック用でスワブを2つ持って置くのも良いかもしれません。


? 本体に付いた指紋や汗は、キーの変色や金属の腐食につながるので、ポリシングクロスキーやタンポを傷めないように優しく拭き取り磨きましょう。また、クロスがバネにひっかからないように注意しましょう。


? 意外と忘れてしまいがちなのが各ジョイント部の汚れです。ジョイントに付着した汚れが原因で組み立てがしにくくなったりしてしまうのでジョイントの内部の部分もポリシングクロスやガーゼ等でしっかりと拭きましょう。


■ 自分でもできる!簡単メンテナンス方法


基本のお手入れの他に、簡単にできるメンテナンス方法もお伝えします。少し手間はかかりますが、大きな故障に繋がりにくくなりますのでぜひ実施してみてください。


【タンポの水分の取り除き、ベタつきを抑えましょう!】
楽器のトーンホールと、そのトーンホールを塞ぐタンポの隙間は水分が溜まりやすいのでその隙間の水分も取り除きます。この箇所はクリーニングペーパーを使います。閉じているキーやLowのC#のキー、また上の方に付いているHightの F#キー、Eキーの周辺は水分が溜まりやすいのでよく拭き取りましょう。バリトンサックスをお手入れする場合はウォーターキーから水分を出しましょう。またタンポのベタつきが気になるときは、パウダーペーパーを使えば解決です!キーの隙間には綿棒やガーゼを細くして汚れを取りましょう。


【キーの黒いローラーのノイズ音を防ぐ】
黒いローラー部分からカチカチ雑音が出て、演奏に支障をきたす場合があるので、もし雑音が気になってきたら表面にオイルを注してローラーをくるくる回してみましょう。オイルが馴染んだら拭き取って、実際に吹いて確認し雑音がなくなったら完了です。注しすぎは逆に錆びの原因になるので量に注意です。必要な場合のみメンテナンスしてみましょう。


■ 大切なサックスを長持ちさせるためにも定期的にプロにメンテナンスしてもらおう

管楽器は非常にデリケートな楽器ですので定期的にプロの方々にメンテナンスをしてもらいましょう。修理はもちろんですが、点検や調整をするだけでも楽器の状態はかなり変わってきます。見積もりは無料で出してもらえるところも多いので気になる方は自分の楽器の状態を知るよい機会かと思うので一度お願いしてみてはいかがでしょうか。


【アルトサックスの塗装方法、アンラッカーとは】
皆さん、アンラッカーをご存知でしょうか?
タイトル通り、アルトサックスの塗装方法のことを指します。
塗装一つでも音が変わってくるのが楽器の世界ですが、ここではアンラッカーが持つ良さと他のサルトサックスとの差をご紹介します。


アンラッカーとは、サックスの塗装にラッカー塗装をしていないタイプのサックスです。独特の黄金色がとても風味があります。薄いラッカー塗装をするだけでもレスポンスが大幅に変わってしまうため、アンラッカーの方が抵抗は強くなり、音の飛びが少し悪くなる分自分に対しての音の返りが良くなります。メンテナンスに関してはサックスを磨く際に利用するポリッシュにもそれぞれ種類があるので注意しましょう。種類別に用意されているものに関しては違う種類のものを使ってしまうと塗装がはげや痛み、サックス本体をダメにしてしまう可能性があるので購入する際は気をつけましょう。


?終わりに
かっこよく素敵な音色を奏でるサックスですが、この音色を出すには常日頃のメンテナンスがとても重要です。簡単な時間のかからない内容なのでぜひ取り組んでみてください!

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